はじめに
クーダを手に入れて最初にやるべきことはブレーキだと思っていた。50年以上前の車だけに、ブレーキフルードは変色していてホイールシリンダーからも若干の滲みが確認できた。走行前に必ず直す。
現状チェック
フロント・リアともドラムブレーキ仕様(当時のマッスルカーは標準構成)。ドラムを外してみると:
- フロント左:ホイールシリンダーからフルード漏れ
- リア両側:ブレーキシューの残量ゼロに近い
- ブレーキフルード:黒褐色に変色、要全交換
使用部品
- ホイールシリンダー(フロント左右)
- ブレーキシュー(フロント・リア各セット)
- ブレーキフルード DOT3(1L × 2本)
- ドラムブレーキ用スプリングセット
- ブリーダースクリュー(全4本)
作業内容
ホイールシリンダー交換
ブレーキラインのフレアナットを緩める前にラインに布を当てて養生。古いシリンダーを外したらブレーキラインの端をパーツクリーナーで洗浄してから新品シリンダーを取り付け。
シュー交換とスプリング
古いスプリングはすべて新品に交換。シューの組み付けは右側を先に完成させて左側の参考にするのがコツ。アジャスターの向きは左右で逆になるので注意。
エア抜き
フルードを全量交換しながらエア抜きを実施。リア右→リア左→フロント右→フロント左の順で、ブレーキペダルを踏んだ状態でブリーダースクリューを開けてフルードを押し出す。新しいフルードが透明に出てくるまで繰り返した。
試走
エア抜き完了後に近所を試走。ペダルの踏み応えが全然違う。以前はフワフワしていたのがカッチリとした感触になった。制動距離も体感でかなり短くなった。
まとめ
ブレーキは命に直結するパーツ。古いアメ車を維持するなら最優先でチェックすべき箇所だと改めて実感した。部品はすべてROCK AUTO で調達、送料込みで2万円ほどで揃えられた。